エアストリームとルーメットは、良く比較対象されます。
エアストリームと比較されるのは大変光栄な事だと感じています!
今回はエアストリームのことと、
ルーメットとの違いについて書きたいと思います。
エアストリーム社は、エアストリーム・トレーラー・カンパニーとして、
1936年にアメリカで設立されました。
創設者はワーリーバイアム。渋いアメリカおじさまです。
初めはトレーラーの作り方のマニュアルを販売して、
トレーラーとの関わりが始まったそうです。
しかし、マニュアル通りに製作出来ない! という苦情が殺到して、
自分で自分のマニュアル通りに製作してみたら、
本当に製作出来ないことが分かったので、
こりゃいかんということで、自分でもう一度トレーラーを製作して、
改めてマニュアル化したそうです。
そうしたら今度は評判を呼んで、
トレーラーの材料やパーツも売って欲しいとなり、
やがてトレーラーの製作販売も始まったそうです。
こうして少しづつ改良を重ね、
あの誰もが知っているシルバーに輝くエアストリームが生まれ、
最初のモデルは「クリッパー」として販売されました。

後に、
クルーズエット、バブル、ワンダラー、サファリ、バンビ、
もーいっぱいのバリエーションが開発されて、
まさにキングオブトレーラー‼︎
不動の地位を確立した訳であります。
現在ではエクセラ・シリーズが展開されています。
最近では、ビンテージエアストリームが世界的に大変人気で、
程度の良い、程よい大きさのバンビなどは高騰してしまいました。
僕も一台欲しいのですが、
どうやら手に入れるタイミングを見逃してしまったみたいです…
エアストの事を話すと長くなってしまいますので、
この辺りにしてルーメットの事も。
ルーメットは、
エアストと良く形が似ているので、パクリじゃないの⁈
なんて思われているかもしれませんが…
もちろん、僕もエアストの存在を意識しないで、
トレーラーを作る訳にはいかないのです。
トレーラーを作る時には、
初期段階で牽引する方式を選択しなくてはいけません。
それは、
エアストの様に、
アメリカの広い道路を大排気量の大型車で引っ張るのか、
それともヨーロッパの様に、
入り組んだ道を小排気量の小型車で引っ張るのか、
この二大選択をしなくては設計も始められないので、
日本で作るのであれば、
当然、時代背景も含めてヨーロッパ方式を採用しました。
ヨーロッパタイプは牽引車に負担が少なくて、
小回りも効くので日本の環境にもぴったりなのです。
それと、アメリカ方式は電気式ブレーキが主流で、
ヨーロッパは機械式ブレーキなのですが、
機械式ブレーキの効き具合が絶妙でして、
ブレーキの事も重要視するとヨーロッパかな、という考えに至りました。
アメリカ方式が悪い訳ではありませんが、
軽量トレーラーを目指したルーメットは、
綜合的にヨーロッパ方式があっているなと。
もう一つ重要な要素として、
日本の法規ではトレーラーの場合、
750キロ以下であれば、牽引免許が必要ないため、
より身近なトレーラーになるのではないかと考えました。
当然マーケットも広くなるのは良いですから。
ルーメットショートは、バンビとほぼ同じ大きさですが、
エアストは全車750キロ以上なので、牽引免許が必要です。
アメリカでは750キロの制限は関係無いし、
根本的に牽引の考え方が違うので生い立ちも違っています。
ルーメットは750キロ以下で、搭載物も含めて750キロ以下なので、
車体本体はショートで520キロ、ロングで560キロですので、
ボディ形状も丸くして強度を確保しないと成り立ちません。
必要に迫られて形状が丸くなったのがルーメットです。
たぶん、トレーラーのなかで大きさに対して軽さでは、
今のところナンバー1だと思います。

エアストとルーメットの違い、なんとなく解って頂けたでしょうか。
もちろんエアストを僕はリスペクトしていますし、
エアスト創設者のワーリー・バイアムさんもリスペクトしています。
苦情にもめげず、エアストリームを生み出すまでのストーリーは、
僕も感銘を受けてしまいました。
エアストの父ワーリー・バイアム先輩を見習って、
ルーメットも頑張ります!
では、また〜!
◆クロコアートファクトリー Automobileサイト:
http://www.crocoart-factory.co.jp/automobile/
◆クロコアートファクトリー Roomette Facebookページ:
https://www.facebook.com/crocoartfactory.Roomette/
エアストリームと比較されるのは大変光栄な事だと感じています!
今回はエアストリームのことと、
ルーメットとの違いについて書きたいと思います。
エアストリーム社は、エアストリーム・トレーラー・カンパニーとして、
1936年にアメリカで設立されました。
創設者はワーリーバイアム。渋いアメリカおじさまです。
初めはトレーラーの作り方のマニュアルを販売して、
トレーラーとの関わりが始まったそうです。
しかし、マニュアル通りに製作出来ない! という苦情が殺到して、
自分で自分のマニュアル通りに製作してみたら、
本当に製作出来ないことが分かったので、
こりゃいかんということで、自分でもう一度トレーラーを製作して、
改めてマニュアル化したそうです。
そうしたら今度は評判を呼んで、
トレーラーの材料やパーツも売って欲しいとなり、
やがてトレーラーの製作販売も始まったそうです。
こうして少しづつ改良を重ね、
あの誰もが知っているシルバーに輝くエアストリームが生まれ、
最初のモデルは「クリッパー」として販売されました。

後に、
クルーズエット、バブル、ワンダラー、サファリ、バンビ、
もーいっぱいのバリエーションが開発されて、
まさにキングオブトレーラー‼︎
不動の地位を確立した訳であります。
現在ではエクセラ・シリーズが展開されています。
最近では、ビンテージエアストリームが世界的に大変人気で、
程度の良い、程よい大きさのバンビなどは高騰してしまいました。
僕も一台欲しいのですが、
どうやら手に入れるタイミングを見逃してしまったみたいです…
エアストの事を話すと長くなってしまいますので、
この辺りにしてルーメットの事も。
ルーメットは、
エアストと良く形が似ているので、パクリじゃないの⁈
なんて思われているかもしれませんが…
もちろん、僕もエアストの存在を意識しないで、
トレーラーを作る訳にはいかないのです。
トレーラーを作る時には、
初期段階で牽引する方式を選択しなくてはいけません。
それは、
エアストの様に、
アメリカの広い道路を大排気量の大型車で引っ張るのか、
それともヨーロッパの様に、
入り組んだ道を小排気量の小型車で引っ張るのか、
この二大選択をしなくては設計も始められないので、
日本で作るのであれば、
当然、時代背景も含めてヨーロッパ方式を採用しました。
ヨーロッパタイプは牽引車に負担が少なくて、
小回りも効くので日本の環境にもぴったりなのです。
それと、アメリカ方式は電気式ブレーキが主流で、
ヨーロッパは機械式ブレーキなのですが、
機械式ブレーキの効き具合が絶妙でして、
ブレーキの事も重要視するとヨーロッパかな、という考えに至りました。
アメリカ方式が悪い訳ではありませんが、
軽量トレーラーを目指したルーメットは、
綜合的にヨーロッパ方式があっているなと。
もう一つ重要な要素として、
日本の法規ではトレーラーの場合、
750キロ以下であれば、牽引免許が必要ないため、
より身近なトレーラーになるのではないかと考えました。
当然マーケットも広くなるのは良いですから。
ルーメットショートは、バンビとほぼ同じ大きさですが、
エアストは全車750キロ以上なので、牽引免許が必要です。
アメリカでは750キロの制限は関係無いし、
根本的に牽引の考え方が違うので生い立ちも違っています。
ルーメットは750キロ以下で、搭載物も含めて750キロ以下なので、
車体本体はショートで520キロ、ロングで560キロですので、
ボディ形状も丸くして強度を確保しないと成り立ちません。
必要に迫られて形状が丸くなったのがルーメットです。
たぶん、トレーラーのなかで大きさに対して軽さでは、
今のところナンバー1だと思います。

エアストとルーメットの違い、なんとなく解って頂けたでしょうか。
もちろんエアストを僕はリスペクトしていますし、
エアスト創設者のワーリー・バイアムさんもリスペクトしています。
苦情にもめげず、エアストリームを生み出すまでのストーリーは、
僕も感銘を受けてしまいました。
エアストの父ワーリー・バイアム先輩を見習って、
ルーメットも頑張ります!
では、また〜!
◆クロコアートファクトリー Automobileサイト:
http://www.crocoart-factory.co.jp/automobile/
◆クロコアートファクトリー Roomette Facebookページ:
https://www.facebook.com/crocoartfactory.Roomette/
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